概要
世界一流エンジニアの思考法 を読んだので、その内容をまとめておく。
第1章 世界一流エンジニアは何が違うのだろう? - 生産性の高さの秘密
- いきなり手を動かすのではなく、事実を一つ見つける
- 事実に対する仮説をいくつか立てる
- 仮説を証明するための行動をとる
- むやみやたらに手を動かすのではなく、事実を見つけて、仮説を立てて、それを証明するための行動をとることが大切
- 思いつきによる試行錯誤は悪
- 「理解は時間がかかるもの」として、急がず、徹底的に理解する習慣をつける
- 「感覚」でこれが問題だと決めつけてしまうと、「思い込み」の穴にはまる
- あくまでファクトを積み重ねることが大切
- コードを書く前に小さなドキュメントを書くことで、問題を整理し、理解を深めることができる
- ワードで数枚程度のものでいいので、ドキュメントを書くことで抜け落ちていたり、理解が浅かったりする部分が見えてくる
コードドキュメントのテンプレート
- Scope(範囲)
- Background(背景)
- Problem(問題)
- Proposal(提案)
第2章 アメリカで見つけたマインドセット - 日本にいるときにはきづかなかったこと
- Be Lazy(怠惰であれ)
- より少ない時間で価値を最大化
- 長時間労働しないように推奨する
- 一番インパクトのある一つをピックアップして、それ以外はやらない
第3章 脳に余裕を生む情報整理・記憶術 - ガチで才能のある同僚たちの極意
- コードリーディングのコツは、極力読まないこと
- インターフェースと構造を理解するようにする
- 技術を徹底的に理解し、理解した情報の整理をして、すぐに取り出せる状態にする
- 長い目で見た際の生産性は上がる
- 基礎的なことがうまくできない段階で、下手に試行錯誤してしまうと成功しない
- WIP=1
- 今手をつけている仕事を一つに限定する
- マルチタスクによるデメリット
- 生産性が40%低下
- 仕事を終えるまでにかかる時間が50%増加
- ミスの発生が50%増加
- 自分がやったことをクリアに説明できるように時間をかけて言語化する
- 説明可能にすることは、構造を整理してああくして、脳のメモリに載せる必要がある